製品ができるまで
綿の下準備
01.原綿のゴミ処理
クリーニング機で取り除けない葉っぱやくずのゴミを手作業で原綿から取り除きます。
02.ジンニング
ジンニング機を使って、綿の種を取り除きます。
03.クリーニング
遠心分離機で綿の誇りやゴミを取り除きます。
3回行い、綺麗な綿にします。
コットン強制紙の工程
01.綿を細かく千切る
下準備で綺麗にした綿を細かく千切ります。
02.叩解
ホランダービーターに綿と水を入れ、綿の繊維を細かくほぐしていきます。
03.紙漉き
溜め漉きという方法で綿の紙を漉きます。ネリにはオクラを使用します。
04.乾燥
漉いた紙を木枠から外し、プレス機にかけ水気を切ります。その後、太陽の下で乾燥させます。
05.こんにゃく糊の塗布
乾いたコットン紙にこんにゃく糊を両面に塗布します。
06.煮沸
木灰で作ったアルカリ液にこんにゃく糊を塗ったコットン紙を入れ、煮沸します。
07.木灰おとし
煮沸後、乾かしたら、水洗いで表面に付いた木灰をおとします。
08.紙の強化
乾燥後、紙をよく揉み込み、紙を強くします。
09.繰り返し
5〜8を繰り返します。
10.完成
これで、コットンから基本の強制紙が出来ます。